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浙江省無形文化遺産保護センターは、浙江省杭州市で中国初の大型地域総合無形文化遺産展示施設「浙江省無形文化遺産館」がまもなく開館することを発表しました。
浙江省無形文化遺産保護センターは、浙江省杭州市で中国初の大型地域総合無形文化遺産展示施設「浙江省無形文化遺産館」がまもなく開館することを発表しました。この施設は、浙江省第13次五カ年計画(2016−2020年)の文化インフラ建設の重要プロジェクトの一つとして建設されたもので、6月以降、ボランティアの募集、所蔵品の収集、解説者のオーディション、インフルエンサー体験などのイベントが企画、実施される予定です。
現在、同施設には、金属、竹や木、陶磁器、刺繍・絹織物、紙など多くのジャンルに及ぶ472件が所蔵されており、無形文化遺産保護プロジェクトに関連する文献や音声・映像作品なども含まれています。オープンを前に、所蔵品の収集も佳境を迎えており、2023年中には所蔵品の数は2000件を超え、2025年には3000件を超える見込みです。
中でも注目は、同施設1階の基本展示スペースに展示される、長さ21.5メートル、幅5.5メートル、高さ13メートルの舟山「緑眉」海洋船です。これは、国家級無形遺産保護プロジェクト「舟山伝統木造船製造技術」により作られたもので、この技術を用いた実物の展示品であると同時に、浙江省の海洋文化や生活を展示する空間ともなるということです。(提供/CRI)
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