台湾選手が中国国旗を手に持ち表彰台に―中国メディア

Record China    2023年5月22日(月) 12時0分

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20日、観察者網は、韓国で開かれたアジア太平洋マスターズゲームズのテコンドー競技の表彰式で、台湾代表の選手が五星紅旗を掲げる一幕があったと報じた。

2023年5月20日、観察者網は、韓国で開かれたアジア太平洋マスターズゲームズのテコンドー競技の表彰式で、台湾代表の選手が五星紅旗(中華人民共和国国旗)を掲げる一幕があったと報じた。

記事は、14日に行われた同大会テコンドー・プムセ(型)個人40歳部門で台湾の李東憲(リー・ドンシュエン)選手が銅メダルを獲得し、表彰式で五星紅旗を持って表彰台に上がったと紹介。メダルを受け取る際に五星紅旗を掲げ、その後の記念写真でも4位だった中国本土の選手と一緒に五星紅旗を掲げながらポーズを取ったと伝えた。

記事によれば、同選手は大会期間中に中国本土メディアに対して「われわれ両岸は同じ家族。歴史的な理由で別れてしまったが、水より濃い血による親愛の情を断つことはできない。国際大会で五星紅旗を掲げることで祖国による安心感と栄誉感を得られたことは、われわれにとって言葉にし難いほどの幸福だ」とコメントしたという。

また、同選手はかつて熱心な民進党支持者だったものの、13年以降しばしば中国本土でテコンドーの大会に参加するようになり、中国本土に傾倒していったとのこと。現在、福建省アモイ市や上海市などに移住し、アモイではテコンドー道場を開設している。さらに、台湾中華青年発展連合会副理事長として、中台間の青年交流を推進しているという。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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