Record China 2014年7月15日(火) 11時45分
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12日、韓国に日本と同様の「失われた20年」のような兆候が現れている。韓国経済の黄金期はすでに終わっており、11年後にはインドネシアに抜かれる可能性もある。資料写真。
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2014年7月12日、韓国紙・朝鮮日報は韓国に日本と同様の「失われた20年」のような兆候が現れていると指摘した。韓国経済の黄金期はすでに終わっており、11年後にはインドネシアに抜かれる可能性もあるとしている。13日付でチャイナネットが伝えた。
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韓国の崔●煥(チェ・ギョンファン、●は日の下に火)経済副首相は8日、国会で韓国経済への強い危機感を示した。韓国では家庭の負債総額は1000兆ウォン(約100兆円)を超え、政府は今年上半期には10兆ウォン(約1兆円)の税金を徴収できず、経済成長を促す原動力を作り出せない状態にあるという。
韓国経済を牽引してきたサムスンや現代自動車などの企業も中国企業の追い上げで苦境に立たされている。韓国産業技術評価管理院の分析では、中国は技術レベルの面でわずか3年の間に1.1年も縮めてきており、技術的に優位な韓国の黄金期は残り1年しかない計算になる。追い上げてきている中国と製造業が復興しつつある日本に挟まれた韓国は危機的状況に陥る可能性がある。
また、残された優位を活用できず、経済成長率が停滞すれば、韓国経済は新興国にも追い越される可能性がある。2013年の国内総生産(GDP)では、韓国は15位だが、インドネシアは16位につけている。現時点では韓国の経済規模はインドネシアよりも38%大きいが、インドネシアは2010年から年6%のペースで成長を続けており、成長率3%の韓国は11年後には抜かれる可能性がある。(翻訳・編集/岡田)
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