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12日、韓国の新首相候補に指名された文昌克氏が、過去に不適切な発言していたことが発覚し、市民団体から指名撤回を求める声が高まっている。
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2014年6月12日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の新首相候補に指名された文昌克(ムン・チャングク)元中央日報主筆が、過去に「日本による植民地支配は神の意思だ」などと発言していたことが発覚し、韓国の市民団体から指名撤回を求める声が高まっている。13日付で環球時報(電子版)が伝えた。
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文氏は2011年と2012年にソウルの教会で講演した際、「韓国はかつて日本の植民地統治、南北分断など苦しい時期を経験したが、私はすべて神のご意思であると考えている」と述べていたことが分かり、韓国抗日独立活動家団体連合会などの市民団体は「発言は日本の極右主義者の妄言をそのまま写したもの」だとして、指名撤回を求めていた。
また、韓国の慰安婦支援団体・韓国挺身隊問題対策協議会は12日、文氏が過去にソウル大学での講演会で、「韓国はすでに先進国の仲間入りを果たしており、あえて日本の謝罪を受け入れるほど弱い国ではなくなった」と発言したことを非難。「正確な歴史認識を持たない人に首相の職務を任せることはできない。政府に対し指名撤回を求め、文氏にも自ら辞退するよう求める」と述べた。
韓国民族問題研究所は、「現政府は人事の面で絶えず想像を超える低レベルの人間を起用している」と指摘。韓国の全国民主労働組合総連盟も指名を取り下げるよう求めている。(翻訳・編集/藤)
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