Record China 2014年6月7日(土) 5時42分
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3日、国際金価格が下落している。写真は安徽省豪州貴金属店で金のアクセサリーを買い求める客。
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2014年6月3日、新京報によると、国際金価格は今月2日まで、5日連続で下落している。金価格がこれほど長く下落し続けるのは、昨年11月ぶりのことだ。
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5月の最後の一週間に、金価格は1270ドル、1260ドル、1250ドルを立て続けに下回った。国際金現物価格は27日に2.41%下落し、5カ月半ぶりの下げ幅を記録した。5月最後の営業日に、NY市場の金先物価格は1オンス当たり1246ドルとなり、2カ月ぶりの低水準になった。
ニューヨーク金現物価格は5月に3.8%下落し、単月としては今年最大の下げ幅を記録した。国内市場を見ると、上海現物取引所、上海黄金取引所の金先物・現物価格は、2月中旬ぶりの低水準となった。
4カ月ぶりの低水準となった国際金価格により、昨年金を大量購入した「中国のおばさん」は、元手を取り戻す希望を失った。2013年に金価格が下落を続け、通年で約28%下落し、1981年ぶりの下げ幅を記録した。国際金価格の12年に渡る上昇がこれにて終了した。
2013年4月にウォール・ストリートの金空売りの影響が生じ、国際金価格が短期間内に暴落した。金価格は1オンス当たり1557ドル付近から、40時間に渡る一方的な下落を開始し、最終的には27カ月ぶりの低水準となる1オンス当たり1321ドルに達した。
北京の金価格を反映する、中国最大の貴金属店・菜百の純金価格は昨年4月、2013年2月の400元(約6500円)弱から20元(約327円)引き下げられた。これに伴い中国のおばさんが買いに走り、「金買い占め」の現象が生じた。
しかし1年後の金価格は、底値買いをしたつもりの女性たちの期待を裏切った。彼女たちは金を売ることもできず、「塩漬け」の状態になった。
記者の統計データによると、昨年4月13日から今年4月3日までの約1年間で、北京の金価格は385元(約6290円)から316元(約5170円)に下落した(約18%低下)。
中国黄金協会のデータによると、2013年4月に生じた金購入ブームに乗じ、中国のおばさんは同年第2四半期に385.82トンの金を購入した。上半期の金塊の消費量は、さらに86.5%の激増を見せた。
北京純金価格を例とすると、1年で1g当たり69元(約1100円)低下したため、当初金を購入した中国のおばさんは、現在までに約260億元(4250億円)の損失を出した計算になる。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)
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