アジア安保会議で日中、米中が舌戦も、米側代表「中国と戦争するつもりない、日本にも不満ある」―中国紙

Record China    2014年6月3日(火) 17時44分

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3日、環球時報は、日本と中国、米国と中国が舌戦を繰り広げたアジア安全保障会議に出席した米国当局者の話として、「米国は中国との戦争を望んでおらず、日本にも不満を抱いている」と伝えた。資料写真。

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2014年6月3日、環球時報は、日本と中国、米国と中国が舌戦を繰り広げたアジア安全保障会議に出席した米国当局者の話として、「米国は中国との戦争を望んでおらず、日本にも不満を抱いている」と伝えた。

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米国当局者は環球時報の取材に対し、米国が掲げるアジア「リバランス」戦略について、「同地域の経済成長と繁栄に着眼点を置いたものであり、中国との間に戦争を起こそうとするものではない」と指摘。また、米国はTPP交渉における日本側の対応の遅れに不満を抱いているとも語った。別の米当局者も米NBCの取材に対し、「中国人民解放軍の王冠中(ワン・グワンジョン)副総参謀長の講演が終わると、中国側の論調は一転して友好的になった」とした上で、「こうした国際会議の場では、公と水面下での発言が異なる場合もある」と語った。

シンガポール国立大学リー・クァンユー公共政策大学院のキショール・マブバニ院長はロイターの取材に対し、「激しい舌戦が展開されたが、日米中3カ国の関係は挽回できないほど悪化したわけではなく、総体的には正しい方向に向かっている」とした上で、「戦争に発展すると考える人はいないだろうが、一抹の不安は残されている」と指摘した。(翻訳・編集/NY)

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