日本企業が韓国の有名医の写真を広告に無断で使用=韓国ネットは怒り「非常識で図々しい」

Record China    2021年8月21日(土) 7時20分

拡大

一部の日本企業が韓国の有名人の写真を無断で広告に使用し、問題になっている。写真はアン・ヨンミのSNSより。

一部の日本企業が韓国の有名人の写真を無断で広告に使用し、問題になっている。19日、韓国・ソウル新聞が伝えた。

記事は、日本の美容クリームのバナー広告に、亜洲大病院の外科医イ・グクチョン医師の写真が使われていたことを紹介。その事実に気付いた日本メディアの記者が販売会社に問い合わせたが、具体的な回答は得られなかったと伝えた。亜州大学側にも話を聞いたところ、「写真が勝手に使われているので、早く広告を除去してほしい」と訴えていたという。

さらに、イ医師の写真は別のダイエット薬の広告にも使用されていたといい、そのバナー広告には写真と共に「医師も呆れた9割の更年期が痩せない理由」というフレーズが記載されていたという。

一方、韓国のタレント、アン・ヨンミも20年8月に自身のSNSで、自分の写真が日本の脱毛サロンの広告に無断で使用されたと明らかにしていた。アンの公開した広告には、「たった6回の全身脱毛で24時間無肌」という文句が日本語で記載されており、アンは「無断使用、やめて」というハッシュタグを付けて不快感を表した。

これらの件について中央大学産業保安学科のソン・スンウ教授は、「顔が写っている写真を無断で使用されているため、肖像権を侵害していると見なすことができる」とし、「日本は肖像権は法律で認めているものの、名声の財産価値を意味する『パブリシティー権』は認めていないため、損害賠償を請求できる金額が少ない」と話している。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは、「あり得ないね。本当に非常識で図々しい」「全国民に尊敬されている医者なのに、ひどい」「新しい写真を撮る金がなかったんでしょ」「東南アジアではこういうのをよく見るけど、日本も落ちぶれたもんだ」「アン・ヨンミを知らない人が見たら、モデルだと思いそう」など、批判の声が相次いでいる。

一方で、「韓国も風俗店の広告に日本のグラビアモデルの写真をよく使ってるよ」「逆のパターンもよく見る」などのコメントも見られた。(翻訳・編集/丸山

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携