宇宙ごみのモニタリング体制、中国が初歩的に構築―中国メディア

Record China    2014年5月14日(水) 23時7分

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12日、中国国家航天局は中国がデブリ(宇宙ごみ)のモニタリング・予警報体制を初歩的に構築したことを表明した。写真は長征2号丙ロケット。

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2014年5月13日、人民日報海外版によると、中国国家航天局は12日に北京で開幕した第32回国際機関間デブリ調整会議(IADC)で、中国がデブリ(宇宙ごみ)のモニタリング・予警報体制を初歩的に構築したことを表明した。

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同局によると、中国は近年、宇宙ごみの観測、模型作成、防護、減少の面で多くの研究と応用を重ね、宇宙ごみのモニタリング・予警報体制を初歩的に構築し、有人宇宙飛行事業などの重大任務や多くの衛星に対して、宇宙ごみのモニタリング・予警報技術サービスを提供した。

また、中国が独自の知的財産権を持つ宇宙ごみ防護設計初級システムなどの科学研究成果は、すでに宇宙機の防護設計の中で使用されている。中国の宇宙ごみ削減技術の実用化に向けた研究は、段階的な進展を実現した。「長征シリーズ」のロケットは、衛星切り離し後の「燃料の完全排出」をほぼ実現し、多くの衛星は任務完了後、廃棄軌道へ移動を実施している。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)

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