<韓国船沈没>捜索費用の手続きで遅れ、救助用クレーンの到着が12時間後に―韓国紙

Record China    2014年4月19日(土) 1時40分

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18日、韓国南西部・珍島沖で起きた旅客船沈没事故で、捜索に投入された海上用クレーンの現場到着が事故発生から12時間たってからだったことが分かった。

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2014年4月18日、環球時報(電子版)によると、韓国南西部・珍島沖で起きた旅客船沈没事故で、捜索に投入された海上用クレーンの現場到着が事故発生から12時間たってからだったことが分かった。事故船の運航会社が捜索費用を負担するため、出発が遅れたという。

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韓国・中央日報によると、韓国海洋警察庁から運航会社にクレーンの投入を請求。投入にかかる費用は同社が負担することになるため、手続きに時間がかかり、結果的に現場到着が12時間後になった。海洋警察関係者は「政府は緊急性を認識していたが、保険負担にもかかわる問題で、やみくもに請求すれば問題が生じる可能性があった」と話している。

一部メディアは、海上警察が保険負担と出動手続きにこだわったため、救援活動が遅れたと伝えている。韓国海洋救助の専門家は「潮の流れや天気が沈没の状態に影響している。(撃沈された)哨戒艇・天安の捜索より複雑で時間がかかる」と予測している。(翻訳・編集/AA)

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