<卓球>中国出身の韓国女子選手、「残酷」で「人情味に欠ける」中国に“リベンジ”宣言―韓国紙

Record China    2014年4月3日(木) 1時20分

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31日、韓国紙・中央日報はこのほど、2011年に韓国国籍を取得した中国出身の卓球女子代表の特集記事を掲載した。資料写真。

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2014年3月31日、騰訊体育によると、韓国紙・中央日報がこのほど、2011年に韓国国籍を取得した中国出身の卓球女子代表の特集記事を掲載した。以下はその概要。

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中国河北省出身で2011年1月に韓国への帰化を果たした田志希(ティエン・ジーシー)。現在の彼女は、普通の韓国人と何ら変わりがない。2008年に初めて韓国に来た彼女は、当初韓国語が話せず苦労した。しかし今では誰とでも自由に韓国語で話すことが出来る。

田志希は小学校の卓球コーチである父の影響で7歳から卓球を始めた。15歳までは中国の「期待の新星」と呼ばれていた彼女だが、3000万人以上の登録選手がいる中国卓球界で、成年代表チームに入るのは非常に厳しい状況だった。

そんなとき、現韓国卓球女子代表チームのキム監督が彼女に手を差し伸べた。キム監督は「田志希は卓球がうまくなりたいという気持ちが人一倍強かった」と話し、田志希も「ただ、うまくなりたかった。異なる環境で自分の実力を堂々と示したかった」と語った。

韓国人となった田志希は卓球選手として成長を続け、現在では世界ランキング18位、韓国国内では2位となっている。「韓国ではコーチや仲間が常に『必ず出来る』『ファイト』などと声をかけてくれるので、より頑張ることが出来る。自分のそばでいつも誰かが応援してくれているという気がするので心強い」と、暗に中国の競争が残酷で人情味に欠けることを皮肉った。

国際卓球連盟(ITTF)規定により、世界選手権には7年間参加出来ない田志希だが、今年9月の仁川アジア競技大会に出場する予定。かつて一緒に練習した中国選手たちと戦うことになる田志希は、「私は韓国代表の韓国人。中国選手たちに必ず勝ちたい」と“リベンジ”を誓った。(翻訳・編集/本郷)

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