2億8000万人が危険な飲用水を利用、中国政府が環境報告書発表―中国

Record China    2014年3月16日(日) 14時36分

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15日、新京報は記事「環境保護部、中国の2億8000万人は安全ではない飲用水を使っている」を掲載した。写真は江蘇省の水道水汚染事件。数百人の市民が中毒症状を訴えた。

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2014年3月15日、新京報は記事「環境保護部、中国の2億8000万人は安全ではない飲用水を使っている」を掲載した。

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中国環境保護部は14日、「中国人グループ環境暴露行為モデル研究」の研究結果を報告した。環境暴露とは化学物質や放射線、電磁波、紫外線が体内に取り込まれることを意味する。近年ではPM2.5など新たなリスクが注目されるようになっているが、いまだに伝統的な汚染源が主要リスクだと指摘している。

報告では2億5000万人がハイリスク地域に居住していると指摘した。内訳は1億1000万人が住宅から1キロ圏内に石油化学、コークス、火力発電所などの重汚染企業のプラントがある。1億4000万人が住宅の50メートル圏内に主要道路があるというもの。

このほかにも5億9000万人が固体燃料(練炭など)を使って室内で調理、4億9000万人が固体燃料を室内暖房に使用していると指摘。さらに2億8000万人が安全ではない飲用水を使っている。ガスの普及や上水道の改良を加速させる必要があるとも提唱した。(翻訳・編集/KT)

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