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2007年5月31日、河北省秦皇島市でクルマエビの稚魚1億2500万匹が渤海湾に放流された。放流された稚魚は9月には80グラムくらいに育つという。
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2007年5月31日、河北省秦皇島市でクルマエビの稚魚1億2500万匹が渤海湾に放流された。今年、同省の計画では8億匹放流する予定で、すでに6億匹が渤海湾に放たれた。
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同省では渤海湾の漁業収入を増やすべく、2005年以来稚魚の放流に力を入れている。クルマエビだけでなく、ヒラメ、クラゲ、ワタリガニなども放流し、総投資額は2200万元(約3億3000万円)だが、早速効果が出始め漁獲高が増えている。***
もともと同湾は豊富な漁業資源を誇っていたが、汚染と乱獲により90年代にはクルマエビが姿を消してしまった。放流を始めると、沿岸にエビの姿が戻るようになり、漁獲高も上昇してきた。放流された稚魚は9月には80グラムくらいに育つそうだ。(翻訳・編集/WF)
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