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2007年5月30日、福建省厦門(アモイ)市で電話の悪徳キャッチセールスを行っていた会社が摘発された。ホテルの営業なのだが、マニュアル化された怪しい誘い文句で男性客を呼び込んでいた。
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2007年5月30日、福建省厦門(アモイ)市で電話の悪徳キャッチセールスを行っていた会社が摘発された。ここではあるホテルの依頼で、顧客リストの客に電話をかけ、その客がまんまとホテルに来てお金を使ってくれたら、6―7%の成功報酬が支払われる約束になっていた。72人の少女たちがマニュアルに従って詐欺まがいのセールストークで朝から晩までせっせと電話口で営業をしていた。あるホテルとは台湾のホテル、もちろん顧客も台湾在住、つまり台湾のセールスを中国の少女たちにやらせるという新手の営業だったのだ。
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詐欺まがいの手口とは、少女たちがホテルの従業員を装い、たとえば泣きながら「怖いおじさんに迫られているの、今すぐ助けに来て」とか、「今日が初出勤で不安なの、会いに来て」というようなかわいそうな口調で男を誘い出すパターン。マニュアルにはさまざまなシチュエーションでの台詞が用意され、あの手この手の怪しい誘い文句で誘っていた。***
少女たちの給料は1800元(約2万7000円)くらい、やり手になると6000元(約9万円)も稼いでいた。しかし、規定の時間以上に電話を掛けた分は給料から差し引かれることもあったという。(翻訳・編集/WF)
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