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2007年5月30日、その病状が取り沙汰されている黄菊副総理は依然危篤状態にあり、親しい友人たちが連日副総理の病室を訪問。最後の別れを告げているのだろうと噂されている。
2007年5月30日、黄菊副総理が入院中の北京解放軍総医院はこのところ毎日のように副総理の親しい友人たちが見舞いに訪れており、最後の別れを告げに来ているのだと見られている。
今年4月末、療養先の上海から搬送された黄菊副総理は、北京解放軍総医院の高級幹部病棟で救命治療を受け、これまでに何度も死の淵から蘇ってきたが、癌細胞はすでに全身を蝕んでおり回復は絶望的。
関係者の話では、黄菊副総理のもとには連日中央政治局の委員や親しい友人などが訪れており、退職した共産党幹部らも病室に足を運び、副総理と最後の別れを惜しんだとのこと。この数日は訪問者が特に多く、高級乗用車が何度も出入りし、そのたびに私服警察官があわただしく動き回っているという。
黄菊副総理が北京滞在中に住んでいた釣魚台にある宿舎からは、家族がすでに荷物を運び出したともいわれている。(翻訳・編集/本郷智子)
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