2014年2月9日、解放日報は、中韓の学者が慰安婦問題についての交流を強化しており、共同でネットサイトを立ち上げるほか、慰安婦資料を世界記憶遺産としてユネスコに共同申請する方針だと伝えた。

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8日、上海で中国、韓国と日本の学者らが旧日本軍の慰安婦問題についての会議を開催。慰安婦関連文献をユネスコの世界記憶遺産に登録申請するという内容を盛り込んだ共同宣言をまとめた。また同会議は、慰安婦問題研究を中韓だけでなく、日本、台湾、フィリピン、北朝鮮などにも広げていくという姿勢を明らかにした。

関連文献には、「慰安婦制度は旧日本軍が実施した奴隷制である」ことを証明するものとして、日中韓の政府文献や戦時中設立された慰安所の資料、旧日本兵の回顧録、旧慰安婦の口述資料などが含まれる。

上海師範大学の蘇智良（スー・ジーリャン）教授は、「この1カ月あまりでも、6名の旧慰安婦の中国女性が亡くなった。早く資料を整理し、老人に正義を実現してあげなければ、残された時間は多くない」と語った。（翻訳・編集/YM）