Record China 2013年10月24日(木) 17時57分
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24日、食品大手の明治は、中国での粉ミルク販売事業から撤退することを明らかにした。中国版ツイッターでは、「放射能が恐い」「中国撤退は賢い選択」など、さまざまな意見が見られた。写真は明治の粉ミルク。
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2013年10月24日、食品大手の明治は、中国での粉ミルク販売事業から撤退することを明らかにした。中国では日本製粉ミルクの人気が高かったが、福島第1原発事故や日中関係の悪化などの影響で売り上げが伸び悩んだ。同社の担当者は「状況が変われば再開することも考える」としている。
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このニュースは中国でも大きく取り上げられた。「中国版ツイッター」と呼ばれる簡易投稿サイトには、多くのコメントが寄せられている。以下、寄せられたコメントの一部。
「以前、私の息子も明治の粉ミルクを飲んでいた。いまは放射能が恐いから豪州のものを使っている」
「もともと香港では日本の粉ミルクが人気だったが、地震後、やはり放射能の影響が恐く、欧州のものに変える人が多かった」
「私はいつも明治のアイスクリームやチョコレートを食べているぞ!」
「実は日本製の粉ミルクはアジアの子どもに適している。知り合いの多くは日本から粉ミルクを持ち帰っている」
「放射能の値がころころ変わっている状況で、自分の子どもにそんなリスクを負わせてまで日本製にこだわる必要はない。その上、歴史の恨みもある。日本は毎日、わが国の漁民や“保釣団体”の邪魔をしている。日本の粉ミルクは使わない」
「中国人はみな、メラミン入りのミルクを飲んでいる。日本の粉ミルクはこんなに安心安全なのに、中国では競争力がない。中国撤退は賢い選択だ。私利私欲にまみれた形だけの愛国主義者は必死に日本製品ボイコットを訴えているが、彼らの小さい望みをかなえてやればいい。そして、引き続きメラミン入りのミルクを味わわせてやればいいさ」(翻訳・編集/北田)
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