韓国がTPP交渉参加の方針、米中のパワーバランスいかに―韓国紙

Record China    2013年9月9日(月) 20時50分

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9日、韓国政府はこのほど、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加方針を決めた。米中が中心となる世界経済のすう勢に基づき戦略的に判断したもの。資料写真。

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2013年9月9日、韓国・朝鮮日報(中国語電子版)によると、韓国政府はこのほど、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加方針を決めた。米中が中心となる世界経済のすう勢に基づき戦略的に判断したもの。これまでは中韓自由貿易協定(FTA)交渉を優先してきたが、日本のTPP交渉参加を受けての決定となった。

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韓国はこれまで「米韓FTAがすでに締結されているため、米国主導のTPPに加入してもメリットがない」と判断。中国とのFTA交渉を優先してきたが、朴槿恵(パク・クネ)大統領の就任後、日本のTPP交渉参加で方針を変更。さらに中国が交渉参加への意志を表明したことが追い風となった。韓国政府関係者の1人は「加入方針はすでに固まっており、後はいつ入るかの問題だ」と述べている。

一部には「日中韓FTAなど韓国が参加する域内多方面FTAの影響力が低下する可能性がある」と予測し、日中韓FTAについては各国間の隔たりが大きく、すでにTPP交渉に参加した日本が積極姿勢を見せる可能性は大きくないとの見方が出ている。(翻訳・編集/AA)

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