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14日、福建省福州市、南風吹き抜けるこの街で、福州市最後の国営理髪店が消えようとしている。チャイナフォトプレスが伝えた。写真は店内。
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2013年5月14日、福建省福州市、南風吹き抜けるこの街で、福州市最後の国営理髪店が消えようとしている。チャイナフォトプレスが伝えた。
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旧式のドア、白い洗面器、色あせたポスター、1960年代から使われている理髪用の椅子…。年配者にとっては記憶の片隅に埋もれている、若者にとってはテレビの中だけで知っている古びた理髪店は、かつて数十年前はオシャレに敏感な若者が集まる贅沢な場所だった。
59歳の理髪師、陳さんはこの店で働き始めて30年以上になる。19歳で理髪の世界に入り、店とともに人生を歩んできた。道は平坦ではなかった。90年代には国営から請負制に変わり、最盛期は10人以上いた理髪師も、今ではもうすぐ定年の陳さんを含めた2人だけになってしまった。「地下鉄建設のあおりで店も移転しなくてはならないが、経営状況を考えると閉店するしかないだろうね」。陳さんはぽつりと呟いた。古い時代がまたひとつ幕を下ろした。(翻訳・編集/YM)
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