Record China 2013年4月22日(月) 8時10分
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20日、重慶市に住む人のうち8割は身近にがん患者がいる。また、がんの発生原因のうち8割は環境汚染に関連があるという。写真は北京航天中心病院に入院しているがん患者。
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2013年4月20日、重慶晨報の報道によると、重慶市に住む人のうち8割は身近にがん患者がいる。また、がんの発生原因のうち8割は環境汚染に関連があるという。
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4月15〜21日は中国で第19回がん予防キャンペーン週間だ。全国がん登録センターが発表した「2012中国がん登録年報」によると、中国では毎日8500人ががんと診断され、がんが原因で亡くなる人は毎年約250万人に上る。
重慶市において、12年のがん発症率は10万人あたり244.58人で、全国平均の285.91人よりは低いものの、11年の203.03人より増加した。がん発症部位は、多い順に肺・気管・気管支、直腸・結腸・肛門、肝臓、食道、胃、乳房である。患者の男女比は1.49対1で、女性より男性の方が多い。男女問わず肺がんが最も多く、重慶市では肺がんの発症率は10万人あたり40人近い。
重慶市がん予防事務室の邱恵(チウ・フイ)副主任によれば、がんの発症には環境的要因と遺伝的要因などが複雑に絡み合っているが、その8割は環境に関連がある。特に肺がんの発症は環境的要因と密接に関連し、大気汚染が深刻になれば、肺がんの発症率も高くなるという。同様に、飲料水の汚染、大気汚染、室内の空気汚染、食物汚染、電磁波などもがんの発症率を上げる可能性がある。(翻訳・編集/中原)
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