2013年4月1日、中国・環球網は、米誌アトランティック（電子版）が3月29日付で掲載した「中国の独身男性は経済的にほどほどの女性を選ぶ」と題した記事を紹介した。

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中国のマイクロブログに、ある人物が「経済適用女」についての定義を投稿した。「経済適用女」とは「経済的に“そこそこ”のレベルの女性」という意味で、多くの独身男性が最も結婚相手にふさわしいと感じる女性像だという。今回、定義された「経済適用女」は以下の条件を満たす女性だ。

1．身長158cmから169cmの間。

2．体重は45kgから54kgの間。

3．髪の毛は肩の長さ。

4．性格は温厚。

5．バストはBカップかCカップ。

6．拝金主義ではない。

7．軽薄ではない。

8．みだらではない。

9．月収3000元（約4万5000円）から6000元（約9万円）の間。

10．大学以上の学歴。

11．家事ができる。

12．責任感と同情心を持つ。

13．会話が上手。

14．教養がある。

この投稿はわずか2日間で1万件以上シェアされ、6700件以上のコメントが寄せられるほどの大人気に。現在、「経済適用女」はマイクロブログ・新浪微博で「最注目ワード」になっている。この言葉は、今から4年前に生まれたネット用語「経済適用男」から生まれた。「経済適用男」とは、中国のホワイトカラーの女性にとって最も理想的な伴侶となる男性を指したもの。経済条件も容姿も「普通」の男性の方が頼りになり、安心できるというのがその理由だ。

この「経済適用女」の定義に賛同する男性は多いが、女性からは「ちっとも現実的ではない」といった批判的な意見がほとんどだった。なお、「経済適用女」がこれほど話題となった背景には、結婚相手に持ち家やマイカー、経済力などを厳しく求める女性が多い中、「一緒に生活し、共に人生を過ごせる相手がいればそれでいい」と考える男性が少なくないことを示しているといえよう。（翻訳・編集/本郷）