安倍首相が靖国神社の春季例大祭での参拝を見送り=中国側は短期的な関係改善を否定―米華字紙

Record China    2013年4月1日(月) 12時25分

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30日、安倍首相は、靖国神社の春季例大祭での参拝を見送り、真榊(まさかき)といわれる供物を奉納する見込みとなった。靖国神社参拝の見送りは、中国、韓国との関係修復を考慮したためとみられている。資料写真。

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2013年3月30日、安倍首相は、靖国神社の春季例大祭での参拝を見送り、真榊(まさかき)といわれる供物を奉納する見込みとなった。米華字紙によると、靖国神社参拝の見送りは、中国、韓国との関係修復を考慮したためとみられている。

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菅義偉内閣官房長官は29日、閣議後の記者会見で、安倍首相が春季例大祭での靖国参拝を見送る方針であると発表した。靖国神社の春季例大祭は4月21日〜23日にかけて行われるもので、安倍首相はアジア諸国の反発を考慮して、参拝を見送ったものとみられている。

今年5月下旬には日中韓首脳会談がソウルで開かれるが、日中首脳会談の可能性について、程永華(チョン・ヨンホア)駐日中国大使は29日、現時点では難しいと否定した。程大使は中国大使館で行われた会見で、「中国には首脳会談を回避する意図はないが、指導者同士が顔を合わせた途端に口論になるのは、よい結果をもたらさない」とコメントした。

また、知日派とされる王毅(ワン・イー)氏の外相就任について、程大使は、「対日政策が外相一人によって変わることはない。両国関係はすぐには改善しない」と述べた。

安倍首相は2006年〜2007年の首相在任時、日中関係の修復と「戦略的互恵関係」構築のため、靖国神社には参拝していなかった。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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