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ミャンマーと中国の間で象牙の不法取引が活発化していることが明らかになった。写真は税関で発見された象牙製品の密輸品など。
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米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は3日、ミャンマーと中国の間で象牙の不法取引が活発化していることが、最新の調査報告書から明らかになったと報じた。
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ケニアの動物保護団体「セーブ・ジ・エレファント」の調べによると、アジアやアフリカで密猟されたゾウの象牙や象牙を使った製品の多くが中国に密輸されており、その不法取引は急速に増加しているという。
ミャンマーはゾウの飼育で世界最大の国であり、およそ5000頭のゾウがいるとされる。野生ではなく、飼育されているゾウの象牙を取引することは違法ではないが、中国に密輸すれば違法となる。中国は2017年から象牙取引を全面的に禁じているからだ。
しかし、専門家がミャンマー国内8カ所で調査したところ、象牙バイヤーの90%が中国から来ていることが明らかになったという。象牙を使った装飾品などが中国で人気があることが理由とされる。
また、ミャンマーではアフリカ産の象牙の取引も拡大しているという。記事は象牙をめぐる問題は今もなくなっていないと伝えた。(翻訳・編集/岡田)
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