Record China 2012年8月29日(水) 9時59分
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27日、ロンドン五輪でメダル獲得数が米国に次いで多かった中国では、メダリストの得る報奨金に注目が集まっている。金メダリストの報奨金は少なくとも500万元(約6000万円)だという。写真はマカオで祝賀イベントに出席する中国の金メダリスト。
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2012年8月27日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、ロンドン五輪でメダル獲得数が米国に次いで多かった中国では、メダリストの得る報奨金などの収入額に注目が集まっている。
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北京青年報は各地でメダル獲得を祝うイベントが開催されていることのほかに、メダリストたちが国家体育総局や省、市、県、さらに企業などから多くの報奨金を得ていることを伝えた。業界関係者によると、金メダリストの得る報奨金は少なくとも500万元(約6000万円)で、中国都市部で働く一般サラリーマンの年収の200倍に相当する。
報奨金以外にも、企業のPRに起用されるなどスポンサー契約を得るケースも多い。金2個、銀1個、銅1個、計4個のメダルを獲得した競泳の孫楊(スン・ヤン)とのスポンサー契約を希望する企業は200社を超え、企業PRの出演料は1回100万元(約1200万円)に上るとみられる。
しかし、国家オリンピック研究センターの任海(レン・ハイ)主任は、中国人の多くは以前ほどオリンピックでの金メダル獲得を重視しておらず、政府がメダリストに多額の報奨金を贈ることが一般市民の反感を買うこともあり得ると指摘している。(翻訳・編集/岡田)
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