中国が時速1000キロの「超高速鉄道」を研究開発―米華字メディア

Record China    2018年3月6日(火) 7時20分

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2日、米華字メディア・多維新聞は、中国で時速1000キロの超高速鉄道の開発が行われていると伝えた。資料写真。

2018年3月2日、米華字メディア・多維新聞は、中国で時速1000キロの超高速鉄道の開発が行われていると伝えた。

記事は、中国中央テレビ(CCTV)経済チャンネルの番組「経済半小時」が2日に放送した、四川省成都市の西南交通大学による世界初の真空チューブ高速リニア列車実験プラットフォームについて紹介している。

線路の長さは45メートル、設計積載量は300キロで、最大積載量は1トン、磁石により車体が2センチメートル以上浮き上がると説明。実験で出せる速度は時速50キロまでだが、理想的な真空状態では理論上、時速1000キロ以上の超高速走行が可能であると伝えた。

同番組は、「この高温超電導リニア技術が発表されるや否や、世界的に大きな影響力を持つ米電気電子技術者協会(IEEE)から注目されたほか、欧米の複数のメディアが続々と現地にやってきて取材を行った」と紹介している。

同大学のけん引動力国家重点実験室の●自剛(ダン・ズーガン、●は登におおざと)氏は「この研究における多くの指標が世界をリードしている。重要なポイントは、1トンの重さを浮き上がらせること。また、幅わずか120ミリ、厚さ25ミリという世界最小の断面積を誇るレール。そして、永久磁石の使用量が特に少ないことだ」と語っている。(翻訳・編集/川尻

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