2018年2月27日、中国でこのほど、子どもを連れて高速鉄道に乗車した男性乗客が、子どもの身長が基準を超えていたため「子ども料金」が適用されなかったことに腹を立て、驚きの行動に出たという。

中国メディアの環球網によると、高速鉄道の車内で携帯電話を手にした男が、「家族4人で乗車しているが、この列車は制限速度と定員を著しくオーバーしていて危険だ」などと110番や高速鉄道の苦情受付番号に通報する動画がネット上で拡散した。

環球網の取材に対し、鉄道局の関係者は、こうした騒動があったことを認めた上で、「この男性が連れていた子どもは、身長が基準を超えていた。だが男性は大人料金との差額の支払いを拒み、騒ぎ立てた」ことを明らかにした。定員オーバーとの指摘については、この関係者によると、高速鉄道列車の場合、2等席は定員に対して20％超過まで認められており、1等席とビジネスクラスは定員超過は認められていないという。（翻訳・編集/柳川）