平昌選手村の村長「満点の大会、不満は一つも聞かれなかった」に中国ネットは不服の声多数

Record China    2018年2月27日(火) 10時20分

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26日、このほど閉幕した平昌五輪で選手村の村長を務めた柳承敏氏が、大会を振り返り「どれだけ多くの点数を付けても多すぎるということはない」「世界のIOC委員たちからは一つの不満も聞かれなかった」などと述べたことに、中国のネットユーザーの多くが反発している。

2018年2月26日、このほど閉幕した平昌冬季五輪で選手村の村長を務めた柳承敏(ユ・スンミン)国際オリンピック委員会(IOC)選手委員が、大会を振り返り「どれだけ多くの点数を付けても多すぎるということはない」「世界のIOC委員たちからは一つの不満も聞かれなかった」などと述べたことに、中国のネットユーザーの多くが反発している。

中国メディアの環球網が、韓国・聯合ニュースの報道を引用して伝えたところによると、柳氏は25日、平昌五輪について「世界のIOC委員たちからは一つの不満も聞かれなかった」「冬季五輪の成功を祝わない声は一つもない」「大きな事故もなく、立派な競技施設により、選手たちは最高のコンディションで多くの世界記録を出すことができた」などと回顧した。

さらに「すべての韓国人選手を誇らしく思う」とし「メダルの色よりも、競技において決してあきらめず、結果を受け入れ、チームメートのパフォーマンスを褒めたたえる姿に、選手たちの進歩を見た」「2位や3位など不本意な結果を理由にインタビューで謝罪したり、優勝できなかった選手を非難したりする人は誰もいなかった。スポーツ観戦の文化が成熟したようだ」などと述べたという。

柳氏の発言について、中国のネット上では、中国の「お家芸」のスピードスケート・ショートトラックで中国人選手に対する失格判定が相次ぎ、メダル獲得が伸び悩んだことなどから、「疑惑の判定が続出したのに、満点の大会だったって?」などと不服を示す声が多く書き込まれている。

また中国の優勝が期待された女子ショートトラック3000メートルリレー決勝で、中国は2着でゴールしたものの反則があったとされて失格となった一方で、1着でゴールした韓国がカナダ選手との接触があったもののペナルティーとはならず金メダルを獲得したことを受け「平昌は冬季五輪史上、最も汚れた大会だ」とする厳しいコメントも寄せられていた。(翻訳・編集/柳川)

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