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春運の期間中、足りないものは列車の座席ばかりではない。仮設トイレの前にすら、たくさんの人が並んで待っている。旅客輸送量だけ上がれば、後はどうでもいいというわけにはいかないのだ。
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2007年2月5日、春運(旧正月の帰省ラッシュ)開始から2日目。広東省広州市の駅前にある仮設トイレ前に、長い行列ができた。鉄道での移動人口のあまりの多さに、駅構内にもとからあるトイレでは全く足りず、掃除をする隙もない状態だという。そこでこの仮設トイレが設置されたものの、トイレ不足の現状はまだ解決されていないようだ。
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2007年の春運期間中、中国の旅客輸送量は21億7000万人になると予想されている。これは昨年より4.9%の増加となり、この数字からしてもトイレ数を増やさなければならないことは瞭然だ。
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