フカヒレの人気が下降、価格も低下=高級食材イメージ薄れる―英紙

Record China    2011年8月31日(水) 9時28分

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29日、中国人にとってフカヒレはご馳走を振る舞う際になくてはならない、メンツにかかわるほどの存在だったが、近ごろはかつての人気を失いつつあるという。写真はフカヒレ料理。

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2011年8月29日、英フィナンシャル・タイムズ中国語サイトによると、中国人にとってフカヒレはご馳走を振る舞う際になくてはならない、メンツにかかわるほどの存在だったが、近ごろはそれほど人気がないという。

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急速な経済成長を遂げ、日に日に豊かな生活を送るようになった中国人はこぞってフカヒレを食べるようになった。全世界で年間7000万尾のサメが捕獲されるようになったが、その大半は料理に使うフカヒレをとるためで、多くはフカヒレだけを切り取り、他は海に捨てられており、動物愛護団体などが抗議し、米国のようにフカヒレだけを切り取って捨てる行為を禁止する国も現れてきた。

こうした動きに加え、フカヒレの生産が工業化され価格が手ごろになり高級食材という“付加価値”が失われつつあることもあって、特に若い人々の間ではフカヒレを食べたがらない人が増えているという。先日引退を表明した米プロバスケットボール協会(NBA)の姚明ヤオ・ミン)もフカヒレの食用に反対している。(翻訳・編集/岡田)

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