2011年7月13日までに、自動車部品の製造が盛んな浙江省寧波市で、輸出手続きを支援する特別コンサルタントチームが設立された。通関時間の短縮と効率アップを狙う。中国の各メディアが伝えた。

同市には自動車部品メーカーが2000社以上あり、特に生産規模の大きい663社の2010年の累計工業総産値は410．37億元、このうち輸出は81．35億元だった。

輸出規模の拡大に伴い、手続き上の問題やトラブルが増えていることから、寧波税関センター、寧波市港湾密輸撲滅弁公室通関服務処、寧波海事局申請検査センターなど当局の輸出入関係部門などが共同で、「自動車部品産業外国貿易輸出入通関インフォメーションサービス協力チーム」を結成。万一トラブルがあっても専門知識を持つ担当者が迅速に対応するため、通関にかかる時間が今より大幅に短縮されるという。当局は、通関効率の向上とコスト削減が可能だとアピールしている。（翻訳・編集/JX）