金持ちは自前で「食の安全」を確保、農場経営がブームに―中国

Record China    2011年5月7日(土) 13時28分

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6日、「食の安全」を求める中国の金持ちの間で農場経営がブームになっている。写真は山西省長治市の有機野菜農園。

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2011年5月6日、「食の安全」を求める中国の金持ちの間で農場経営がブームになっている。中国青年報が伝えた。

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記事によると、不動産投資に熱を上げていた中国の富裕層が、最近は農場経営に矛先を切り替えている。「食の安全」が脅かされる事件が相次ぐ中、自分たちの食べ物だけでも安全を確保しようというものだ。農場を経営して自給自足すれば、違法薬物の「痩肉精(塩酸クレンブテロール)」やブタ肉を牛肉に見せかけるための複合食品添加物「牛肉膏」、農薬漬けの野菜などいわゆる「毒食品」も怖くない。

だが、こうして自分の身を守れるのも豊富な資金があればこそ。中産階級と呼ばれる庶民たちは細心の注意を払って見極めるしか手立てがない。人間が生きていく上で最も基本となる「食の安全」ですら、金も権力もある特権階級にしか保証されないことに、庶民たちは不満の声を上げている。(翻訳・編集/NN)

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