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中国初の海底トンネルである厦門翔安トンネルの建設工事が進められている。これまで作業用トンネル部分の5分の1が完成しており、間もなく海の底に至る。
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2006年12月7日、福建(ふっけん)省厦門(あもい)市で建造中の厦門翔安(シアンアン)トンネルの工事が間もなく海の下に入る。これまでに作業用のトンネル部分のうち1350mまでが完成しており、全体の5分の1を越えた。
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この厦門翔安トンネルは中国で初めて建設される海底トンネルであり、厦門島北東部の五通(ウートン)と中国本土側である翔安区の西濱(シービン)を結ぶことになる。工事は今年5月に着工したばかりで、総投資金額は約32億元(約416億円)。全長8.695kmのうちトンネル部分は6.05km、一番深いところは海面下70mに位置している。2009年の完成を目指し、着々と建設が進められている。
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