米アップルに液晶提供の大手中国企業、有毒薬品による従業員中毒事件が発生―中国

Record China    2010年2月23日(火) 12時26分

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22日、中国中央電視台(CCTV)の人気番組「焦点訪談」は、米アップル社の部品を提供する連建(蘇州)科技有限公司が規定違反の有毒化学物質を使用し、従業員の中毒事件が発生していたと報じた。写真は北京市のアップル社製品専売店。

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2010年2月22日、中国中央電視台(CCTV)の人気番組「焦点訪談」は、米アップル社の部品を提供する連建(蘇州)科技有限公司が規定違反の有毒化学物質を使用し、従業員の中毒事件が発生していたと報じた。網易が伝えた。

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連建(蘇州)科技有限公司は世界最大のタッチパネルメーカーである台湾勝利華科技株式有限公司の100%子会社。取引先には米アップル社、フィンランドノキア社など世界的な企業がずらりと並ぶ。

CCTVによると、連建(蘇州)科技有限公司の責任者は、携帯用液晶スクリーン洗浄用にアルコールではなく、ヘキサンを使うことを独断で決めた。従業員にもヘキサン使用は通知されず、十分な対応措置も取られなかったため、中毒事件が発生したという。

連建(蘇州)科技有限公司の発表によると、1月時点で被害を受けた従業員は47人。うち1人が重傷だという。また同社では今年1月15日に従業員のストライキも起きた。旧正月前のボーナス取消が原因であり、最終的に月給1か月分を支払うことで合意した。(翻訳・編集/KT)

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