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3日、中国語を英語に直訳した「中国式英語」の一部が国際的な標準英語の仲間入りをした。「好久不見(お久しぶり)」の直訳「long time no see」も正式な英語とみなされるようになったという。写真は英語・中国語対訳の交通標識。
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2009年9月3日、1994年以来、国際英語(インターナショナル・イングリッシュ)に新しく収められた言葉のうち、中国式英語(Chinglish)を語源にしているものは当初の5%から20%にまで増えたという。英紙「ガーディアン」の記事を成都商報が伝えた。
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米国で学生に人気のSNS「Facebook」内の「救救中式英語(Save Chinglish)」には現在8000人を超す参加者があり、代表的な中国式英語2500例以上が紹介されている。そのなかには「好久不見(お久しぶり)」の直訳である「long time no see」や、四川省の方言「占花(目立ちたがり)」の直訳「standing flower」も四川料理のメニュー名として入っている。さらに、中国教育界の有名なスローガン「好好学習、天天向上(しっかり勉強して毎日学力向上)」の直訳「good good study,day day up」も掲載されている。
こうした中国式英語を恥ずかしいと感じている中国人は多い。上海市政府も来年開催される上海万博に向けて中国式英語の一掃を目指している。だが中国式英語の使用に賛同する若者もおり、「米国英語やインド英語、オーストラリア英語があるんだから、中国式英語があってもいいじゃないか!」との意見も。外国人も「英訳の文法上の間違いを気にして正確な英語を話そうとするより、味のある中国式英語を話す方が良い」と話している。(翻訳・編集/本郷)
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