最新ネット流行語「就職させられた」って、一体どういう意味?―中国

Record China    2009年7月20日(月) 6時50分

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17日、中国のインターネット上で生まれた最新の流行語「被就業」。「就職させられた」という意味の言葉だが、全国の大学に蔓延している不正な就職率操作を示す。写真はある大学の卒業式。

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2009年7月17日、中国のインターネット上で「被自殺(自殺させられた)」に続き、新しい流行語が生まれた。それは「被就業(就職させられた)」である。中国新聞網が伝えた。

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「被自殺」は不審死に対する疑惑の言葉だが、このほどある大学卒業生がネット上に「被就業」という新語を披露した。一部の大学などで就職率アップのために学生に虚偽の就職証明書を持ってこさせるという「被要求就業(就職するよう要求されること)」はすでに有名な話だが、このほど出現した「被就業」は、自分の知らぬ間に見知らぬ会社に就職していることになっていた状況を表す。

「被要求就業」も「被就業」も卒業生の就職率を気にする大学側の不正行為から生まれた言葉で、とにかく1人でも多くの卒業生が就職したように見せかけるため、大学側が上層部への報告書の中身をごまかすことに躍起になっている現状を皮肉ったものだ。

今月12日、有名なフォーラムに「就職だ!就職だ!やった!しかも何だか良くわからないうちに就職させられて(被就業)いたよ!」という書き込みがあった。この書き込みがあちこちに転載されたため、「被就業」はあっという間に流行語に。ネット上には短期間のうちに「自分も知らぬ間に就職していた」というコメントがあふれ、大学の就職率でっち上げが全国規模で行われていることが明らかになった。(翻訳・編集/本郷)

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