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2009年2月26日、主演映画「新宿インシデント」の記者会見に出席したジャッキー・チェンが、フランスで清朝期の国宝級ブロンズ像が競売にかけられた件について不快感をあらわにした。
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2009年2月26日、主演映画「新宿インシデント」の記者会見に出席したジャッキー・チェンが、フランスで清朝期の国宝級ブロンズ像が競売にかけられた事について不快感をあらわにした。新浪網が伝えた。
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問題のお宝は、19世紀に英仏連合軍の手によって海外に流出したとされる清朝期のネズミとウサギのブロンズ像。もともとは北京の清朝離宮「円明園」にあったもので、このほどパリでクリスティーズ社が主催したオークションで落札され、文化財保護を担当する中国文物局が、これを非難する声明を発表している。
この一件についてジャッキーは、「他国の宝を持ち去っても、それをきちんと保管するならさておき、競売にかけるのは恥ずべき行為」と不快感をあらわに。また「時代はすでに21世紀となり、芸術品は世界共有の財産。しかし、今回の件は侵略の悲しい歴史を思い出させ、中国国民を傷つけた。円明園に戻してもらうのが世界の平和にもつながる」と話している。さらに、ジャッキーがこれを競売で買い戻す意思はあるかどうか聞かれると、「1億HKドル(約13億円)を超えるような値段じゃ、とっても手が出ないよ!」と苦笑いを浮かべていた。(翻訳・編集/Mathilda)
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