海外で働く中国人は1000万人近くに、日本や韓国が人気―華字紙

Record China    2018年2月8日(木) 8時20分

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5日、華字紙・中文導報によると、中国商務部がこのほど発表した統計で、海外で働く中国人が1000万人近くに達していることが分かった。写真は東京。

2018年2月5日、華字紙・中文導報によると、中国商務部がこのほど発表した統計で、海外で働く中国人が1000万人近くに達していることが分かった。

10年以降、仕事のために海外へ出る中国人は毎年40万〜50万人に達している。17年末時点で当局に届け出済みの海外在住中国人労働者は約850万人。違法就労している人も合わせると1000万人近くに達するとみられる。世界銀行の報告書では、世界全体で海外への出稼ぎ労働者は2億人を越えており、うち約1000万人が中国人とみられる。

出身地別では山東省が最も多く約10万人。江蘇省、吉林省、河南省、遼寧省、広東省、湖北省、浙江省が続いた。行き先で多いのは、日本、韓国、シンガポール米国オーストラリアなど。日本では在住外国人労働者約127万8000人のうち、約37万3000人が中国人で、全体の3割弱に達している。韓国でも在住外国人労働者約100万人の3割が中国人とされている。職種は建設、調理、縫製、溶接、サービス、販売などが多いという。(翻訳・編集/大宮)

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