BRIDGE 2017年11月16日(木) 7時10分
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大阪府堺市の博物館で実証実験が始まった外国人客向けの翻訳サービスに、中国の関係者から歓迎の声が上がっている。写真は訪日外国人観光客。
大阪府堺市の博物館で実証実験が始まった外国人客向けの翻訳サービスに、中国の関係者から歓迎の声が上がっている。
華字紙・日本新華僑報が14日付で報じたもので、堺市博物館で実験が始まったのは眼鏡を使った翻訳サービス。市の発表によると、ガイド音声や簡単な会話をリアルタイムで翻訳し、聞き手が着用する眼鏡に字幕を表示するという仕組みだ。対応言語は英語、中国語、韓国語で、装置は期間限定で4台設置されるという。
記事によると、中国の旅行サイトでは日本の博物館をテーマとする文章がトップページに掲載されることもあるほどだが、多くの訪日中国人観光客にとって「言葉」が博物館見学のネックとなっている。この問題について、旅行事情に詳しいある人物は同紙の取材に「日本語での展示品解説は読んでも分からないし、英語の解説は省略されていることが多くて知的好奇心を満たすことができなかった」とコメント。堺市の取り組みについては「想像もしていなかった翻訳サービス。全国の博物館が導入してくれれば心行くまで見学を楽しめるようになる」と語ったという。(提供/Bridge・編集/Asada)
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