「爆発したらどうする?」と韓国ネットも不安げ=韓国・浦項市、いくら待っても消えない謎の火柱を聖火台型の観光資源に!?

Record China    2017年5月27日(土) 1時10分

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25日、韓国・慶尚北道浦項市で2カ月以上にわたって燃え続けている天然ガスの火災現場が、小規模の公園になることが分かった。資料写真。

2017年5月25日、韓国・慶尚北道(キョンサンブクド)浦項(ポハン)市で2カ月以上にわたって燃え続けている天然ガスの火災現場が、小規模の公園になることが分かった。韓国・聯合ニュースが伝えた。

現場は孝子(ヒョジャ)駅と旧浦項駅の間にある廃線跡(長さ4.3キロ)で、当初は都市の森公園を造る予定だったが、今年3月8日に用水確保に向けて地下200メートルまで掘削工事をしていたところ地中から出たガスに引火、以降79日間にわたり燃え続けている。これまでに噴出したガスは2000トン程度と推定されているが、正確な原因や埋蔵量など調査が不可能なことから、火が消えるのを待っている状態だ。

そこで同市は今回、火災現場を「火の公園(仮称)」とし、火柱を観光資源として活用することにしたという。公園は100平方メートル規模で、来年上半期までに1億ウォン(約1000万円)をかけて造られる予定だ。具体的には、炎が上がっている箇所は円形に石を積み上げて聖火台型の造形物を建てる計画だが、完成前に火が消えた場合は、発火部分を石で舗装してその上に光の造形物を設置するという。また、火災の原因および浦項の地質・資源を紹介する案内板を写真資料とともに設置し、現場学習の空間として活用するとのこと。

同市関係者は、「都市の森の造成区間に小さな公園を追加で造るもの」と説明、「炎はかなり小さくなったがいつ消えるか分からないため、状況に応じて施設を配置する計画」と明らかにした。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「火の見物でもしろって?」「無駄遣いはやめて。観光名所になると思う?もっと調査して資源として活用するという考えはないの?」「お金をかけて造ったのに開園日に火が消えたらウケるね」「もし爆発したらどうするの?」「そもそもガス量を調べる能力もない国って…」と公園造成に否定的な声が多く上がっている。

中には、「その火を利用してテールスープでも作って売ったら?観光商品にもなるしいいと思う」と利用法の提案や、「アルゼンバイジャンにも似たようなところがあるよ。そこも観光資源として開発したんだって」と世界の前例を紹介するコメント、「このガスが独島(日本名:竹島)から来てるという話もある。島周辺にはメタンハイドレートが多いから、日本人が狙ってる」と話は領土問題にまで発展した。(翻訳・編集/松村)

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