沈没から1000日が過ぎた韓国セウォル号、引き揚げは「遅くても6月」=韓国ネット「何年の6月?」「6月に証拠隠滅が完了するということ」

Record China    2017年1月10日(火) 15時40分

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9日、韓国メディアによると、昨年8月に引き揚げられる予定だったものの、引き揚げ方法の変更などにより作業が遅れている旅客船セウォル号が、遅くても6月には引き揚げられる見込みだ。写真はセウォル号沈没事故の真相究明を訴える声。

2017年1月9日、韓国・KBSによると、昨年8月に引き揚げられる予定だったものの、引き揚げ方法の変更などにより作業が遅れている旅客船セウォル号が、遅くても6月には引き揚げられる見込みだ。

14年4月に沈没したセウォル号は現在、船体を支える鉄骨構造物「リフティングビーム」の船体下部への設置が終了し、ワイヤーの連結作業が行われている。当初はこのワイヤーを海上のクレーンで持ち上げる予定だったが、クレーンの高さが120メートルにもなり、風の強い冬は作業が難しいため、海洋水産部はクレーンの代わりに風に強いジャッキングバージ船2隻を投入することを決めた。船は3月ごろに現場に到着するという。

韓国政府はセウォル号が早ければ4月、遅くても6月には引き揚げられるとみている。セウォル号が引き揚げられた後、韓国政府は客室部分を分離して内部を捜査する予定だが、セウォル号事件の遺族らは船体の損傷に強く反対しており、大きな衝突が予想されている。

この報道に、韓国のネットユーザーは「何年の6月?」「6月に証拠隠滅が完了するということか…」「5月ごろに『台風のため秋に延期された』とのニュースが出るだろう」「引き揚げを約1年遅らせ、船体に多数の穴を開けた理由は?」「引き揚げ技術が確かでない中国企業に任せたことが間違いだった」「なぜ外国の引き揚げ専門チームの協力要請を断った?。何年も引き揚げられないのに…」「ナマケモノでももっと早く引き揚げを終えていただろう」「朴大統領の手に負えないから次の大統領に任せようという魂胆だ」などのコメントを寄せた。(翻訳・編集/堂本

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