Record China 2017年1月25日(水) 1時40分
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24日、韓国の朴槿恵大統領を追い続けてきた韓国人記者が「朴槿恵政権による反撃が始まる」と予想し、話題となっている。写真はソウルで行われた朴大統領退陣を求めるデモ。
2017年1月24日、韓国・ヘラルド経済によると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領を追い続けてきた韓国人記者が「朴槿恵政権による反撃が始まる」と予想し、話題となっている。
同記者は23日、自身のフェイスブックに「朴大統領の反撃が始まる。45日ぶりの外出、朴正煕(パク・チョンヒ、朴大統領の父親)の墓参り、そして証拠写真…」で始まる文章を投稿した。同記者は続けて、「朴槿恵政権は命を懸けて政権をつかんだという。そのため、中には『血を見ずに奪われるわけにはいかない』と言う人もいる」と明らかにした。また、「先週末に朴槿恵支持者らの観光バスがソウル広場周辺を占領した。彼らは朴槿恵に反対する人は共産主義者だと言う。共産主義者は殺してもいいと言う。朴槿恵のためなら殺人でもすると言う。さらに、朴正煕の腹心、チャ・ジチョルは『カンボジアでは300万人を殺しても何ともなかったのだから、私たちがデモ隊員100〜200万人を殺しても問題ない』と言った」と主張。最後に「朴槿恵政府はチェ・スンシル(朴大統領の親友で、国政介入事件の中心人物)政府だったが、朴正煕政府でもあった。絶対に大人しく引き下がるような人たちではない」と強調した。
朴大統領は23日、昨年12月9日に国会で弾劾訴追案が可決され、職務停止となってから初めて外出した。ソウル国立顕忠院を訪れ、父の故朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領と母の故陸英修(ユク・ヨンス)夫人の墓参りをした。
この報道を見た韓国のネットユーザーからは、「朴大統領に良心があり、国を思う気持ちがあるのなら辞任してほしい」「韓国の品格を下げた朴大統領。父親のように悲惨な人生を送ることになるだろう」「大事なのは両親だけ?寒い中でろうそくを掲げる国民のことは見えていないの?」「国の恥さらしはもう十分。大人しく退陣してほしい」「すでに国民の心から消えた大統領が残りの任期をどう運営するつもりなのか。反撃など考えずに辞任して。国民の気持ちを理解し、国民の心を癒す努力をするべきだ」など、朴大統領に対する批判的なコメントが多く寄せられた。
また、「両親の元を訪れたということは、何か重要なことを決心したということでは?ついに大統領が替わる?」「最近のメディアの報道はまるで小説。朴大統領は対応が遅過ぎる。早く攻撃モードに切り替えるべき」などの意見もみられた。(翻訳・編集/堂本)
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2017/1/24
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