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3日、国家水泳センター(愛称・水立方=ウォーターキューブ)で開催中のテスト試合が中盤を迎える中、同センターの趙志雄(チャオ・ジーシオン)総経理が記者会見を開き、「水立方」の省エネ設計や五輪後の利用方法について発言した。
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2008年2月3日、国家水泳センター(愛称・水立方=ウォーターキューブ)で開催中のテスト試合が中盤を迎える中、同センターの趙志雄(チャオ・ジーシオン)総経理は記者会見し、「水立方」の省エネ設計や五輪後の利用方法について発言した。北京紙「新京報」が伝えた。
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この「水立方」に用いられている「空気膜構造」は屋内の気圧を一定に維持するため普通の3倍の電力を消費する、と一部メディアで報じられている。そのため「五輪後の運営維持費に大きな負担が掛かるのでは?」と心配する声が噴出していた。
これに対し趙総経理は「確かに多数のポンプで空気を送り込む必要があるが、全てコンピューターで管理している。気密性が高いので、それほど多くの電力を要さない」と反論した。さらに「透明な材質を使用しているので採光度が高い。これも大きな省エネになっている」と例を挙げ、「センター内の細かい部分にまで省エネ設計が施されている」と強調した。
五輪後の利用については、「国際的な娯楽カルチャー施設に変身させる」と趙総経理。五輪用に建てられた記者会見ホールなどは全て取り壊され、新しく生まれ変わるという。(翻訳・編集/NN)
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