米艦の西沙諸島付近航行、中国が「警告し駆逐」を発表―中国メディア

Record China    2016年10月23日(日) 11時0分

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21日、中国国防部報道官は、米海軍のミサイル駆逐艦が同日、中国が実効支配する南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島付近を航行したことを受け、「中国海軍の駆逐艦が警告し、その場から離れるよう命じた」とする談話を発表した。写真は中国の駆逐艦。

2016年10月22日、中国国防部網によると、同部報道官は21日、米海軍のミサイル駆逐艦が同日、中国が実効支配する南シナ海の西沙(英語名パラセル)諸島付近を航行したことを受け、「中国海軍の駆逐艦が警告し、その場から離れるよう命じた」とする談話を発表した。参考消息網が伝えた。

談話は以下の通り。

米海軍のイージス駆逐艦「ディケーター」が21日、我が国の西沙諸島付近の領海を航行した。中国海軍の弾道ミサイル駆逐艦「広州号」と、弾道ミサイル護衛艦「洛陽」が米軍に対して警告。その場から離れるよう命じた。

米軍の今回の中国領海への侵入は、重大な違法行為であり、意図を持った挑発行動である。中国国防部は米国側に対し、強く反対の意を表明し、厳しく交渉にあたる。米国の行為は南シナ海の安定を乱すものであり、混乱の中で漁夫の利を得ようとするものだ。米国こそが混乱の原因を作っている。(翻訳・編集/大宮)

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