訪日外国人観光客の1人当たり消費額、過去5年で初めて減少=「爆買い」ブーム収束で―中国メディア

Record China    2016年10月22日(土) 7時0分

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21日、新華社によると、観光庁が19日発表した今年第3四半期(7〜9月)の統計で、日本を訪れた外国人観光客の1人当たりの消費額が過去5年で初めて減少に転じた。写真は羽田空港。

2016年10月21日、新華社によると、観光庁が19日発表した今年第3四半期(7〜9月)の統計で、日本を訪れた外国人観光客の1人当たりの消費額が過去5年で初めて減少に転じた。中国人観光客を中心としたいわゆる「爆買い」ブームも収束しつつあるとみられる。

今年第3四半期の外国人観光客による消費総額は9717億円。前年同期に比べて2.9%減少した。1人当たりの消費額は15万5133円で、前年同期比17.1%減った。売れ筋は高額商品から消耗品に変わりつつあり、日本各地の百貨店売り上げにダメージを与えている。

中国人観光客による消費総額は前年同期に比べて18.9%減少。「爆買い」ブームの収束傾向が鮮明となった。しかし、外国人観光客全体の消費額の45.3%を中国人が占めており、依然として日本観光ブームの主力を担っている。

日本メディアによると、最近は外国人観光客の関心が買い物より自然や伝統文化を楽しむことに向かっている。9月の外国人観光客は過去最高ののべ191万8000人。前年同期比6.2%増だった。(翻訳・編集/大宮)

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