拡大
5日、カーター米国防長官は「原則に基づく安全保障ネットワーク」の必要性を訴えている。写真はインターネットをする中国の青年。
2016年6月5日、中国新聞社によると、米国がNATOに似た安全保障ネットワークを東アジアに構築したい考えを示している。
台湾・中央通訊社によると、シンガポールで開催中のアジア安全保障会議(シャングリラ対話)において、カーター米国防長官は「原則に基づく安全保障ネットワーク」の必要性を訴えた。
アジア太平洋地域はこれまで2国間関係を安全保障の基盤に据え、北大西洋条約機構(NATO)のような組織は存在しなかった。しかし現在では情勢が変化しつつある。正式な組織はないとはいえ、すでに安全保障のネットワーク化は始まっており、その網は現行の同盟関係を超えて発展し、各関係国を結びつけるものとなりつつあると訴えた。
南シナ海で緊張が強まる中、中国は2国間の外交を強化する方針を示している。一方、米国は大国間の枠組みを作ることで対抗していく姿勢だ。(翻訳・編集/増田聡太郎)
Record China
2016/6/4
Record China
2016/6/5
Record China
2015/11/7
Record China
2015/6/2
Record China
2016/6/6
ピックアップ
この記事のコメントを見る