中国国防省「必要な措置取る」、米軍機のスカボロー礁接近に反発―中国メディア
Record China
2016年4月26日(火) 13時40分
拡大
25日、中国が実効支配しフィリピンなどが領有権を主張する南シナ海のスカボロー礁付近の国際空域で19日、米空軍の戦闘機6機が任務飛行を行ったことについて、中国国防部は「必要な措置を取る」と述べた。資料写真。
2016年4月25日、中国が実効支配しフィリピンなどが領有権を主張する南シナ海のスカボロー礁（中国名：黄岩島）付近の国際空域で19日、米空軍の戦闘機6機が任務飛行を行ったことについて、中国国防部は「必要な措置を取る」と述べた。中国新聞網が伝えた。
中国国防部は、米国が「航行と飛行の自由」を名目に南シナ海で軍事化を進め、関係国の主権と安全を脅かしていることに「関心と反対」を表明するとした上で、「黄岩島は中国固有の領土だ。中国軍はあらゆる必要な措置を取り、国家の主権と安全を守る」と述べた。（翻訳・編集/柳川）
関連記事
中国外交部、米国の「スカボロー礁埋め立て」指摘に反論＝「自分たちは武器を派遣しておきながら他国には軍事化するなと言う、おかしな話だ」
Record China
2016/3/19
中国外交部「米国こそが南シナ海の緊張の最大の推進者」―仏メディア
Record China
2016/4/21
中国軍制服組トップが南沙諸島を視察、米国の動きを意識―米メディア
Record China
2016/4/17
米国がフィリピンと南シナ海で合同パトロールを開始、米国防長官「中国の行動は地域の緊張をもたらしている」―米紙
Record China
2016/4/15
中国は「ならず者」、米国は南シナ海で象徴的ジェスチャー超えた強固な行動を―米上院軍事委員長
Record China
2016/4/13
ピックアップ
この記事のコメントを見る