北京大の研究者、大気汚染対策で「北部から南部への移住」を提唱=中国ネット「南部の汚染も深刻化する」「もう火星にでも移住するしかない」

Record China    2015年12月30日(水) 15時20分

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28日、中国北部で深刻な大気汚染の対策として、北京大学の研究者が「北民南移」を提唱し、話題を呼んでいる。資料写真。

2015年12月28日、中国メディア・新浪によると、中国北部で深刻な大気汚染の対策として、北京大学の研究者が「北民南移」を提唱し、話題を呼んでいる。

北京周辺の山の一部を崩し、内モンゴル地方からの北風で華北地方のスモッグを吹き飛ばす「北風南送」を提唱する声があることについて、この研究者は「実現は難しい」とした上で、「南部の人は北部で暮らす必要はない。すでに南部で生活している人(北部出身者)は定住すればいい。北部の資源と環境の枯渇問題は解決できる」と指摘した。

この話題について、中国のネット上には「北部の人が大挙して南部に移住したら、南部の大気汚染が深刻化するのは明らかだ」「南部の汚染が深刻化したら、みんな一緒に汚染が回復した北部へ移住するという構想か」「もう火星にでも移住するしかない」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/柳川)

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