2015年12月15日、網易は「中国の貧困人口は7000万人に達しているのに、なぜ他国への資金援助をするのか」と題する記事を掲載した。

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中国の農村には7000万人以上の貧困層が存在する。なぜ中国はアジアインフラ投資銀行（AIIB）を設立し、他国へ資金援助をするのか。これに対し、中国国務院の貧困支援開発チーム主任の劉永富（リウ・ヨンフー）氏は「中国は発展途上国であるが、責任を負った大国でもある。世界への貢献を率先して示さなければならない」と説明した。

国連の調査によると、中国は改革開放以来、農村の貧困人口を約7億9000万人減らした。世界の貧困撲滅運動への貢献率は70％を超えている。リウ氏は「中国は自らの貧困問題を解決すると同時に、さらに貧しい国と交流を進め、支援しなければならない」と主張。中国も改革開放期に世界の国々や国際機関の援助を受けたことを理由に挙げた。（翻訳・編集/大宮）