中国が認める「全天候型の友」、その14カ国とは―中国メディア

Record China    2015年12月7日(月) 15時32分

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7日、人民網は、中国と「全天候型の友(all-weather friend)」の関係にあると称される国が14カ国に上ると報じた。資料写真。

2015年12月7日、人民網は、中国と「全天候型の友(all-weather friend)」の関係にあると称される国が14カ国に上ると報じた。

中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は1日、アフリカ歴訪の最初の訪問国、ジンバブエであいさつし、「中国とジンバブエは全天候型の友人だ」と強調した。

中国の外交において、「外的環境の変化に左右されない友」を示すこの表現が用いられた国はどれだけあるのか。

最も多いのはアフリカ諸国で、ザンビア、タンザニア、ナミビア、エジプト、ケニア、エチオピア、マリ、ジンバブエの8カ国が該当する。アジアではパキスタンとアラビア半島西南端のイエメンだ。

中国と「鉄の関係」にある国はアフリカとアジアに多いが、欧州にもある。セルビア、ルーマニア、マルタを中国は「全天候型の友」と呼んでいる。

2004年にブラジルを訪問した胡錦濤(フー・ジンタオ)国家主席(当時)は、同国国会で演説し、「両国は近い将来、政治面で相互に支持し合い、信頼できる全天候型の友となれるよう期待している」と述べた。

「全天候型の友」の基準は極めて明確だ。中国と早い時期に国交を樹立し、政治・経済面で中国を支持し、台湾・チベット・新疆など中国の主権と領土の完全性に関わる重大な問題において中国と歩みを共にする国だ。(翻訳・編集/柳川)

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