2015年11月23日、中国青年網によると、南京出身の女優・海清（ハイ・チン）さんが「日本メーカーのイメージキャラクターには絶対にならない」と発言した。

海清さんは中国国内の紙おむつメーカーのイメージキャラクターを務めているが、中国では日韓のブランドのベビー用品が人気だ。しかし海清さんは、「南京人として傷を忘れることはできない」として、日本メーカーのイメージキャラクターには絶対にならないと表明した。

このニュースが中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で伝えられると、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「よく言った！素晴らしい！」

「彼女は外見が美しいだけではなく、心もきれいなんだな！」

「この人の考えは尊重するが、他の芸能人を同じ考えで縛るべきではない」

「国ではなく正しい商品のイメージキャラクターになってほしい」

「稼ぐためには愛国も利用するんだな」

「こういう愚かな民族感情を利用する方法が一番不愉快だ」

「別に日本製品不買を呼び掛けているわけではなく、ただ自分はイメージキャラクターにならないと言っているだけだろ」

「まるで2010年にコーセーの雪肌精のイメージキャラクターをしていなかったかのような言い方だな」

「問題は日本のメーカーが彼女をイメージキャラとして採用したいと思うかどうかだろ」

「でも南京のタクシーはみんなカムリだけどね」（翻訳・編集/山中）