Record China 2015年11月6日(金) 21時10分
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4日、ある中国メディアが日本の長距離列車で供される駅弁のレベルの高さを紹介し、「こんな駅弁があれば、もう列車から降りたくなくなるほどだ」と絶賛している。写真は中国の車内販売。
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2015年11月4日、国内移動に飛行機を使うことが今よりもずっと少なかったひと昔前、中国では列車がメジャーな移動手段だった。国土が広いために、移動時間は長ければ50時間ほどに達しても驚くことではなかったが、この長い旅の途中で困ってしまうことと言えば、非常に貧弱な食事事情だ。中国メディア・網易(NETEASE)は、日本の長距離列車で供される駅弁のレベルの高さを紹介し、「こんな駅弁があれば、もう列車から降りたくなくなるほどだ」と絶賛している。
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自他ともに認める美食の国である中国だが、旅のお供である駅弁に関しては、とにかくけちくさいとしか言いようがない。高くてまずくて選択肢も少なく、ただひたすらに空腹を満たすためだけのものに終始しており、多くの人々はインスタントラーメンで車内の食事を済ませることになる。
ところで、お隣の国・日本では、列車内で供される弁当を「駅弁」と呼ぶ。公共交通機関内での飲食を禁じる日本だが、長距離移動となると、なんとも豊かな「駅弁文化」が姿を現す。その存在感は、鉄道カルチャーの一端を担うまでに見過ごせないものだ。小さな四角形の箱の中に、日本料理のエッセンスがところせましと凝縮されている。もしも日本を旅する機会があるなら、ぜひとも車窓の風景とともに愉しむ駅弁を体験していただきたい。その種類は全国で2000種類以上もあると言われている。
記事ではお勧めの駅弁の一例として「あなごめし」(JR宮島口駅・広島県)、「いわしのほっかぶり寿司」(JR釧路駅・北海道)、「栗めし」(JR人吉駅・熊本県)などを紹介している。また、東京駅では全国500種類以上の駅弁が購入できるとして、「海苔のりべん」(JR郡山駅・福島県)、「イベリコ豚重」、「洋食やのオムライス」などを紹介した。(翻訳・編集/愛玉)
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